映画評価

映画『リボルバー・リリー』レビュー

レッド

”評価に困るアクション映画”

監督は窮鼠はチーズの夢を見る」「パレード」「世界の中心で、愛をさけぶ」などの行定勲。

キャストは綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成、阿部サダヲ、豊川悦司などとなっています。

良い点と悪い点がハッキリ分かれた作品だと感じました。

ネタバレはなしでレビューしていきますので初見の人でも安心して見て行ってください。

それでは映画『リボルバー・リリー』レビューをしていきたいと思います。

作品紹介・あらすじ

作品紹介・あらすじ

綾瀬はるか主演で、ハードボイルド作家・長浦京の代表作「リボルバー・リリー」を映画化したアクションサスペンス。「窮鼠はチーズの夢を見る」「パレード」「世界の中心で、愛をさけぶ」など、さまざまな話題作を送り出してきた行定勲監督がメガホンをとった。

大正末期の1924年。関東大震災からの復興で鉄筋コンクリートのモダンな建物が増え、活気にあふれた東京。16歳からスパイ任務に従事し、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した経歴を持つ元敏腕スパイ・小曽根百合は、いまは東京の花街の銘酒屋で女将をしていた。しかしある時、消えた陸軍資金の鍵を握る少年・慎太と出会ったことで、百合は慎太とともに陸軍の精鋭部隊から追われる身となる。

冷徹非情な美しき諜報員として「リボルバー・リリー」と呼ばれた百合を、綾瀬が演じる。共演に、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司ら豪華キャストが集結した。

2023年製作/139分/G/日本
配給:東映

リボルバー・リリー : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)

感想

本作を鑑賞した率直な感想としましては、邦画の駄目なところが如実に表れてしまっていると感じました。まず本作の推しのポイントであるガンアクションですが、敵の攻撃は百合の見せ場を作るだけのお飾りのような役割になっており全く命中しない敵の射撃と精度の高すぎる百合の射撃。

そのため売りである銃撃戦が全く緊張感がなくなって、主人公をかっこよく映したいのは分かりますが主要キャラクターを有能にして、敵を無能にするのは悪いアクション映画の典型です。

ストーリーにおいては伏線があからさまで展開の予想がしやすいところは映画の脚本としてはつまらないと思いました。伏線は、観ている人が気付かないうちに貼られていて、いつのまにか回収されて感心させるくらいがベストだと思っているので、この点は微妙だなと思いました。

演出においては、全体的に映像が暗く一部何をしているのか分からないところがあり、大正時代を上手く表現されているだけにアクションシーンが残念な感じとなっています。

全体的に、良くも悪くも主人公を魅力的に映すことだけに注力した作品です。しかし、それに失敗してしまった作品だと感じました。キャストの演技は悪くないだけに非常にもったいない映画だと感じました。

総評

2023年8月公開ということもあって、話題はバービーとクレヨンしんちゃんの映画にもっていかれているとは思います。主人公の弾は命中するのに敵の弾は外れまくる、明らかに激しい銃撃戦を演出するためだけの攻防戦となっており、緊張感に欠けるのが残念だと感じました。

主演をかっこよく映すことは映画において確かに大切なことではありますが、そのために周りを無能に描くのは失策だと思います。

また映画全体の映像が暗いこともあって売りであるアクションシーンも何が起こっているのか分かりにくく演出も映像もクオリティは決して高いとは言えないと思います。

評価できる点は役者陣の演技くらいなので優先して観に行くべき映画ではないというのが個人的な感想です。

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