ランキング

2022年”オリジナル”アニメ映画ランキング

レッド
ランキング 1位
かがみの孤城

「クレヨンしんちゃん大人帝国の逆襲」、「クレヨンしんちゃん あっぱれ戦国大合戦」と名作映画を立て続けにリリースしてきた原恵一監督の手掛ける映画。

キャラクター描写が素晴らしく、約90分という尺に原作の魅力を完璧に取り入れた傑作です。

それぞれのキャラクターが現実の世界で大きな悩みを抱えており、その悩みに向き合い乗り越えて行く姿は心が動かされますし、勇気づけられました。

現在、本作のキャラクターのように学校や社会での人間関係に疲れている人には共感できる部分が多々あると思います。

また自分自身でなくでも、周囲に傷ついている人、大きな悩みを抱えている人がいる環境にいる人にも、その人達とどのように接していくべきなのか考えさせられる映画となっています。

当然そのような境遇の人でなくても一本の映画として非常に完成度の高い映画となっているので、まだ鑑賞していない方には強くオススメできる一本となっています。

ランキング 2位
すずめの戸締まり

2022年公開のアニメ映画の中でも、非常にクオリティの高い作品となっており、改めて新海誠監督の天才性に気付かされました。

物語序盤の神様を捕まえるために様々な場所に行くすずめを支えてあげる各地の人々、一人では無理なことでも人は誰かと支えあうことで、乗り越えていけることを描いているように感じました。

またキャラクターを魅力的に描けていたからこそ、すずめを支えてくれた人達の地域が震災が襲う展開に緊迫感が生まれ、序盤のシンプルなストーリーでも見応えがある映画となっています。

震災をトラウマと比喩する手法、震災というのは体感した人にとっては二度と思い出したくないことですので見ている人のトラウマも呼び覚ましてしまう可能性もあるので鑑賞注意の映画だと思います。

しかし、自らのトラウマと向き合い立ち向かうすずめの姿には何度も感動させられましたし、ラストシーンでは号泣させられました。すずめから全てを奪った震災というトラウマに、多くの人達の助けを借りながら乗り越えていくストーリーは必見です。

ランキング 3位
夏へのトンネル、さよならの出口

原作よりも塔野カオルと花城あんずの二人に焦点を当てた映画となっており、取捨選択が的確で原作の取り入れる要素とカットする要素の見極めが本当に見事でした。

また、小説の内容をそのまま映画化するのではなく映画としての最高の形にするための改変にも成功しており、作画とアニメーションとしてのクオリティもさることながら様々な観点から見ても素晴らしい作品であると思います。

恋愛の要素があって、少しファンタジー要素のある綺麗な作画のアニメーションを鑑賞したい人には完璧な作品だと思います。上映時間も短いため気軽に観ることもできるため、まだ観たことがない人には強くオススメできる映画です。

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