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映画『レッドタートル ある島の物語』レビュー

レッド

”評価の難しいスタジオジブリの爆死作品”

本作はこれまでのスタジオジブリ作品とは一線を画した作品となっており、ターゲットも異なれば、全年齢老若男女問わず楽しめるこれまでのスタジオジブリ作品とは大きくかけ離れた作品となっています。

興行収入からしても大コケしており、制作費を大きく下回っています。スタジオジブリの映画として期待していた人にも制作者にとっても誰も幸せにならない結果となっており非常に残念な結果となりました。

ネタバレは全開とさせていただきますのでネタバレ注意とさせていただきます。

それでは映画『レッドタートル ある島の物語』のレビューをしていきたいと思います。

作品紹介・あらすじ

作品紹介・あらすじ

2000年に発表した短編「岸辺のふたり」でアカデミー短編アニメーション賞を受賞したオランダのマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督が、8年の歳月をかけて完成させた初長編作品で、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で特別賞を受賞。スタジオジブリが、同社としては初となる海外作家の映画製作に参加し、高畑勲監督がアーティステックプロデューサーとして、シナリオや絵コンテ作りなどに関わっている。嵐で荒れ狂う海に放り出された男が、九死に一生を得て無人島に漂着する。男は島からの脱出を試みるが、不思議な力で何度も島に引き戻されてしまう。そんな絶望状況の中、男の前にひとりの女が現れ……。

2016年製作/81分/G/フランス・日本合作
原題:La tortue rouge
配給:東宝
劇場公開日:2016年9月17日

レッドタートル ある島の物語 : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)
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感想

本作はエンターテイメント作品というよりも芸術作品のような側面が大きい作品だと言えます。

ストーリーはセリフもなく唐突な展開で良く言えば考察しがいのある作品で、悪く言えば何がしたいのか理解できない作品となっています。

少なくともこれまでのスタジオジブリの視聴者の層とは大きくかけ離れている作品だと言えます。だからこそ興行収入の観点からしてみると爆死してしまった作品になってしまったのだと思います。

主人公は無人島に流れ着き、無人島から出ることを試みます。しかし亀に邪魔をされて試みた方法の全てが失敗に終わってしまいます。ある日上陸してきた亀を主人公が殺すと亀の甲羅の中から女性が現れ、主人公は女性に惚れ子供を授かり、寿命によって生涯を終えて亀は海に帰っていく物語。

物語を端的に言うとこんな感じで、ストーリ全体を見ても大衆が鑑賞して楽しめる作品というよりも、楽しめる人とそうでない人とで大きく分かれる作品だと言えます。

映画の描写の意味などを考察することが好きな人にとっては楽しめる作品ではありますし、宮崎駿監督や高畑勲監督の作品のような作品を期待すると肩透かしをくらう作品だと思います。

総評

良くも悪くもこれまでのスタジオジブリ作品とは作風の大きく異なる作品と言えます。エンターテイメント作品というよりも芸術作品としての側面が強く出た作品だと思います。

これまでのスタジオジブリの作品を期待して鑑賞すると間違いなく肩透かしをくらう作品となっていますので、宮崎駿監督や高畑勲監督の作品のような作風とは全く異なる作品だと割り切って鑑賞した方が良い作品だと思います。

子供から大人まで楽しめる作品がスタジオジブリの作品なら本作は映画の考察を楽しめる大人が楽しめる作品なので親子で観に行く作品ではないように思います。

脚本としては評価が難しい作品ではありますが、作画や音楽等はさすがスタジオジブリと言える作品ではありますので爆死した作品と敬遠せずに気になる人は一度観てみることをオススメします。

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