映画評価

映画『レジェンド&バタフライ』レビュー

レッド

”総製作費20億円の超大作”

東映70周年記念作品として総製作費20億円ということと監督が映画「るろうに剣心」シリーズの大友啓史ということもあり非常に期待して観た映画を観に行きました。

キャストも豪華で木村拓哉、綾瀬はるか、斎藤工、北大路欣也などとなっています。感想としては信長の個性的でカリスマ性のある人物像と、信長役を務めた木村拓哉のキャラクター性が重なり非常にマッチしたキャスティングだと感じました。

日本人であれば誰もが知っている武将の信長のストーリーとしても、濃姫との関係性を描いた新しい切り口の作品で非常に面白いなと感じました。

ネタバレはありとなっていますのでネタバレ注意でお願いします。

それでは映画『レジェンド&バタフライ』レビューをしていきたいと思います。

作品紹介・あらすじ

作品紹介・あらすじ

木村拓哉と綾瀬はるかの共演で織田信長と正室・濃姫の知られざる物語を描く、東映70周年を記念して製作された歴史大作。

格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれる尾張の織田信長は、敵対する隣国・美濃の濃姫と政略結婚する。信長は嫁いで来た濃姫を尊大な態度で迎え、勝ち気な濃姫も臆さぬ物言いで信長に対抗。最悪な出会いを果たした2人は、互いを出し抜いて寝首をかこうと一触即発状態にあった。そんなある日、尾張に今川義元の大軍が攻め込んでくる。圧倒的な戦力差に絶望しそうになる信長だったが、濃姫の言葉に励まされ、2人は共に戦術を練って奇跡的な勝利を収める。いつしか強い絆で結ばれるようになった信長と濃姫は、天下統一へと向かって共に歩み出す。

映画「るろうに剣心」シリーズの大友啓史が監督を務め、「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太が脚本を手がけた。

2023年製作/168分/PG12/日本
配給:東映

レジェンド&バタフライ : 作品情報 – 映画.com (eiga.com)

感想

本作はレジェンド(信長)とバタフライ(濃姫)に焦点を当てた物語となっていました。史実でも有名な桶狭間の戦いなどは濃姫の存在が物凄く大きな存在として描かれています。

物語序盤では信長と濃姫の関係は政略結婚ということもあり仲が良くありませんが、信長と過ごす日を重ねるにつれて信頼関係を築いていきます。最近の映画の流れでもありますが、女性を強い存在として描く傾向がありますが本作でも濃姫は信念をもった強い女性として描かれています。

信長役を務めた木村拓哉ですがキムタク自体個性の強い俳優であるため、個性の強い信長にキャスティングしたことは成功だと感じました。信長としての存在感があって天下をとった武将としての説得力があり良かったと思いました。

ラストの展開には賛否が分かれると思いますが、最後本能寺の変で自害する結末自体は史実通りなのですが、最後に濃姫と共に海外に逃げる夢を見て自害する展開は、本作のストーリーの中で信長と濃姫の絆を丁寧に描いたからこそ信長が最後まで濃姫と共に生きようと望んだことに対して共感できました。

ただ一つ難点を挙げるとすると合戦シーンがほとんどなく、歴史上の名戦を映画として迫力のある映像で鑑賞したいと期待して観ると肩透かしをくらうと思います。

総評

東映70周年記念作品として総製作費20億円を投じて製作された映画ということもあり、話題性だけで売り逃げする映画ではなく、しっかりと完成度の高いクオリティに仕上げてきた印象です。

キャストを見ても木村拓哉、綾瀬はるか、斎藤工、北大路欣也と非常に豪華で特に信長役を務めた木村拓哉は、魔王として恐れられていた信長としての存在感を充分に発揮していたと思います。

木村拓哉という人間自体個性の強い俳優なので、よく木村拓哉は何の役をやらせても木村拓哉と言われてしまうほど良くも悪くも個性が強くカリスマ性の強い人です。

本作では木村拓哉の個性の強さが信長の個性的でカリスマ性の高い人物像と重なり非常にマッチしていると感じました。上映時間が長く合戦シーンがほとんどない点、ラストの賛否の分かれる展開で否定的な評価をする人が出てしまうのは仕方がありませんが、個人的には信長のストーリーを丁寧に描いてくれた作品なので一度は観てほしい作品です。

Twitterからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
フォローお願いします。
ABOUT ME
記事URLをコピーしました