映画評価

映画『さかなのこ』レビュー

レッド

”子供から大人まで楽しめる作品”

監督は沖田修一、脚本は沖田修一と前田司郎。

キャストはのん、柳楽優弥、、夏帆、磯村勇斗などとなっています。

さかなクンの半生を映画化した作品で、Netfilixなどのサブスクでも鑑賞できます。

ネトフリなどで一度観てみたいけど、どんな映画で評価が気になるといった方はぜひ参考にしていただけたらと思います。

では本作の映画『さかなのこ』レビューをしていきたいと思います。

作品紹介・あらすじ

作品紹介

『南極料理人』『横道世之介』等、愛すべき主人公を温かく描いてきた沖田修一監督の最新作。

その原作はさかなクン初の自伝的エッセイ。主演をつとめるのは、精力的にクリエイティブ活動を続ける、女優・のん。好きなことに一直線で、周囲の人々を幸せにする不思議な魅力にあふれた主人公ミー坊を性別の垣根を越え体現する。

また、ミー坊を信じてその個性をを応援し続ける母を演じる井川遥、幼馴染みのヒヨを演じる柳楽優弥をはじめ、不良役の磯村勇斗や岡山天音、映画オリジナルのキャラクターのモモコを演じる夏帆など、実力派の俳優が見事脇を固める。

そして、なんと原作者でもあるさかなクンが映画が初出演を果たしていることにもギョ注目!

映画『さかなのこ』公式サイト (sakananoko.jp)

あらすじ

お魚が大好きな小学生・ミー坊は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。

他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、信じて応援し続ける母親に背中を押されながらミー坊はのびのびと大きくなった。

高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、まるで何かの主人公のようにいつの間にかみんなの中心にいたが、卒業後は、お魚の仕事をしたくてもなかなかうまくいかず悩んでいた…。そんな時もお魚への「好き」を貫き続けるミー坊は、たくさんの出会いと優しさに導かれ、ミー坊だけの道へ飛び込んでゆくーー。

映画『さかなのこ』公式サイト (sakananoko.jp)

評価点・賛否両論点

  • さかなクンの実話のストーリーで前向きになれる要素が満載
  • のんの演技が素晴らしい
  • さかなクン本人の演技が微妙

さかなクンの実話のストーリーで前向きになれる要素が満載

ストーリーを一言で言ってしまえば、自分の没頭できるものを周りに何と言われようが貫き通せば夢は叶うというもの

ミー坊は魚のみならずタコやカブトガニなどの海の生物に対する好きで、周りに批判されようが「お魚の博士になる」という自分の気持ちは一切揺らぎません。時にはヤンキー時にはお父さんの反対を押し切り、自分の本当の気持ちと向き合いながら生きているミー坊の生き方は素直にうらやましいとすら感じます。

実話の話で、実際さかなクンがテレビで活躍している姿を見ると自分も同じように自分自身の気持ちに正直に生きてみても悪くないのではないかと思わせてくれます。

大人になればなるほど、理想と現実のズレを感じやすくなり夢を持つことを最初から諦めてしまいがちです。そのため子供も見れる作品でありながら、完全蛦子供向けというわけではなく、むしろ大人の人にこそ刺さるものがある映画だといった感想をもちました。

のんの演技が素晴らしい

さかなくんの物語として、ミー坊を女性ののんが演じているのですが最初はなぜ女性なのか、なぜのんなのかと思って鑑賞していたのですが、ストーリーを見ていくとのんであることへの違和感はなくなっていました。

それはのんの演技が男役であることを忘れさせるくらい、ミー坊というキャラクターに馴染んでいるからです。さかなクンの特徴を捉えていて違和感が全くなくのんが主演ということと、映画全体の雰囲気から見ても「あまちゃん」の好きな人には特に面白いと思える映画だと思います

のん以外の出演者は悪くはありませんが、それほど目立って演技が素晴らしかったキャストはいなかったのが少し残念でした。

実話をもとに制作はされてるが、全員が大袈裟な演技をしていることもあいまってノンフィクションといった感じがなく、リアリティラインが安定していないところも残念でした。

さかなクン本人の演技が微妙

この映画にはさかなクン本人もギョギョおじさんという役で登場するのですが、登場した時の演技が絶望的に下手で映画の中で浮いてしまっています。

おそらく自然体のままで特に演技などはしなくて良いと言われて出演してるのだと思いますが、周りが役を演じている中一人だけ自然体の人がいると映画から気持ちが離れてしまいます。

また、帽子が急に光りだしたり、フィクションにしたいのかノンフィクションにしたいのかよく分からない演出も映画としては微妙だなと思いました。

メッセージ性だったり脚本家や演出家の意図は良く分かるのですが、映画として面白い演出でもないため世界観を構築することに意識を向けるべきだったと感じました。

総評

子供も見れて、尚且つ大人も元気づけられる映画に仕上がっている映画だなといった感想です。

年齢気にせず、周囲の反対にも負けずに自分の本当に好きなことを貫き通すことの重要性など学べることが多いです。

またのんの演技も素晴らしく完全にさかなクンのキャラクターともマッチしており、最後まで違和感なくミー坊という人物を演じきっているところは非常に評価できます。

しかし、子役からキャストの全員が演技をしている中さかなクン本人はいつもの感じで出てきてしまっており一人だけ浮いてしまっているように見えたのは残念です。

帽子が光る演出も映画全体のトーンに合っていないと感じました。

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