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劇場版「名探偵コナン黒鉄の魚影」レビュー

レッド

「老若男女」誰でも楽しめる作品

2023年で注目映画の中の一作。名探偵コナンの映画作品は毎年安定しており、一定のクオリティを維持しているといったイメージがあります。毎年上映しているのにも関わらずここまでクオリティを維持し続ける名探偵コナンの映画は1年の楽しみでもあります。結論から言いますと本作も例外ではなく老若男女問わず誰でも楽しむとのできる傑作です。

本作の事件のきっかけとなるシステムの名称のみ記載してます。序盤で明かされることなので重大なネタバレにはならないとは思いますが、一応ネタバレ注意とします。物語の核心に触れるネタバレはしていないので安心してください

作品紹介

東京・八丈島近海に建設された、世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」本格稼働に向けて、ヨーロッパ警察組織・ユーロポールが世界各国のエンジニアを集結させる。そこでは年齢が異なる同一人物を照合できるという「老若認証システム」のテストが進められていた。一方、園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来ていたコナン達少年探偵団。するとコナンのもとへ沖矢昴(赤井秀一)から、ユーロポールの職員がドイツでジンに殺害された、という一本の電話が届く。不穏に思ったコナンは「パシフィック・ブイ」の警備に向かっていた黒田兵衛ら警視庁関係者が乗る警備艇に忍び込み、施設内に潜入。するとシステム稼働に向け着々と準備が進められている施設内で、ひとりの女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生。さらに彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡ってしまう。

『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』作品紹介 (conan-movie.jp)

評価点

  • 「灰原哀」というキャラクターの魅力が作品全体から溢れ出てる
  • アクションシーンの迫力が安定している
  • 「名探偵コナン」ならではの魅力が詰まっている

「灰原哀」というキャラクターの魅力が作品全体から溢れ出てる

本作の一番の魅力は「灰原哀」の魅力が作品全体から伝わってくるところです。

作品によっては哀ちゃんは博士の家でお留守番して作品にあまり関わらないといったことが多々あります。関わったとしても連絡越しで助言やサポートをする程度だったりします。

しかし本作では物語の主要キャラクターとして描かれています。物語の核となる「老若認証システム」このシステムにより彼女は命を脅かされる状況に陥られるわけですが、やはり誰よりもコナンのことを信じぬく姿には心を奪われずにはいられませんでした。

名探偵コナンのキャラクターの中でも自分の気持ちを表に出さないキャラクターではありますが、やはり芯がしっかりしているところや、仲間思いなところ、そして何よりもコナンのことを最後まで信じ抜くところ

哀ちゃんのキャラクター性が作品全体で丁寧に描かれているところは本作最大の評価点だと思います。

そして、映画の最後のシーンではその辺のラブコメの100倍胸キュンすることでしょう。これは是非映画を鑑賞して体感してほしいです。

映画を観終わった後、きっと哀ちゃんというキャラクターをもっと好きになると思います。

アクションシーンの迫力が安定している

コナンの映画といったら毎年恒例の爆発とスケボーシーンですが本作でも健全。

整備されている道路は当然のこと、崖や道とは言えない場所までハイスピードで走行します。

作画のクオリティも安定しており、最後まで安心して観ていられます。特に中盤から後半はアクションシーンが多くあり、映画館では大迫力のアクションと音響が体感できます。

カーチェイス、博士の発明品によるアクションは本作でも遺憾なく発揮されています。

ドラマパートだけでなくアクションパートでも充分満足のいくクオリティ

「名探偵コナン」ならではの魅力が詰まっている

主要キャラクターだけでなく、黒ずくめの組織や警察、FBIなど名探偵コナンという作品に登場するキャラクターを上手く動かせており、この映画は名探偵コナンではなければ作ることのできない作品だなと思わせてくれました。

これは非常に重要なことだと思います。たまに、「これってこの作品でする必要ある」「他の作品でやれよ」って思う作品ありませんか。

それは、原作を上手く映画に落とし込めていない証拠です。自分のやりたいことを最優先にしてファンがどこに魅力を感じているか理解して作っているからだと思います。

しかし本作は「名探偵コナン」の作品の魅力や設定を理解し上手く映画に落とし込んでいるのが伝わってきます。

「名探偵コナン」だから作り上げることのできた作品(超重要)

結論

「名探偵コナン」の魅力が作品にしっかり落とし込まれており、それぞれのキャラクターを自然と動かせている点は非常に評価が高いです。

特に「灰原哀」というキャラクターの魅力が詰まっており、映画鑑賞後に、また哀ちゃんのファンが絶対増えると確信できる作品でした。

ドラマパート、アクションパートどちらも完成度が非常に高く、まさに「名探偵コナン」だから出来た作品と言っても過言ではありません。

少しだけ気になった点を挙げると、一部の黒ずくめの組織のメンバーの描かれ方が少し描写不足であった点と、推理パートが意外と少なかった点でした。

鑑賞前は推理パートもアクションパートとドラマパートと同じくらいメインになってくると思ったのですが、実際はアクションパートとドラマパートがメインで推理パートは少し弱かったと思います。推理要素を期待すると意外とあっさり終わるので肩透かしくらうかもしれません。

しかし、気になる点はそのくらいで、全体的には非常に完成度の高い作品で、本作での物語の中心要素である「老若認証システム」本作はまさに「老若男女誰でも楽しめる作品」と言えるでしょう。

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